会話調=親近感? その裏にある本当の狙い
「管理人:今日も新作チェックした?」
「ユーザー:え、どこで見れるんですか?」
こんなLINE風の会話形式をよく見ませんか?
一見フレンドリーで読みやすい──
でも、その親しみやすさ自体がマーケティングの一部なのです。
なぜチャット形式が多いのか
1.
視線を動かして滞在時間を延ばす
- 人は吹き出しや短いセリフを無意識に追いかける。
- ページ滞在時間が伸びる=広告表示・クリック率が上がる。
2.
“自分ごと”に引き込む
- 「自分と同じ立場のユーザー」役を登場させることで 読者は質問→回答の流れに自然と参加している感覚になる。
- その結果、行動(クリック・登録)への抵抗が薄くなる。
3.
“会話=信頼”という錯覚
- 会話体は一対一で教えてもらっている錯覚を生む。
- 「友達がこっそり教えてくれる情報」という雰囲気で ランキングやリンクを紹介しても売り込み感が出にくい。
典型的な特徴
- 管理人と「読者代表キャラ」の掛け合い
- 吹き出しデザインやLINE風UI
- 質問→答え→「ここから公式」への自然な導線
これらが複数あれば、
**“会話風=安心感”ではなく“誘導装置”**だと考えてください。
結論:フレンドリーな会話より“公式の事実”を
どれだけ親しげなチャット形式でも、
実際に映像を提供し個人情報を守るのは公式サイトだけ。